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栖桜兄弟の未来設計

第4章 思った通りだ

樹が俺がどうしてほしのか感じ取って、与えて来る。
与えられる快感は樹も感じているから俺の状態はわかっているだろう。


「あっ・・・はぁっ・・・んっ・・・」

「向こうで2人の限界が近いみたいだよ。」


耳元で囁かれ、わかってはいるけれど、今はそれどころじゃない。
限界が近い。
それは俺だけではなく、樹も同じだと感じる。
樹も耳元で息が上がっている。


「とりあえずイクか。」

「はぁっ・・・はや、く・・・。」


樹の腰を打ち付けるスピードが上がり、俺たちは同時に絶頂を迎える。
少し落ち着いた樹が、俺の中から出ていく。
樹が抱いてほしいのはすぐにわかった。
位置を入れ替えて、深くキスをして、樹の後ろの孔へと指を入れ、解し始める。


「もう欲しいんでしょ。」


耳元で囁くと、強く抱きしめられた。
簡単に何本も指を呑み込んでいく樹の中は、待ちきれないと締め付けて来る。
自分でしときながら焦らされてる感じするよな。


「わかってんだろ。早くしろ。」


耳元で囁き返され、知ってるよと内心で返し、樹の中へと入っていく。
自分が入れながら、自分に入ってくる感覚で安堵感が湧き上がる。

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