一緒がいい。
第1章 素直になりたくて【O×N】
「ふふ、和、もう腰動いてるよ?」
「ゃぁ、ぃわない、でっ…ぁん、」
もう無理っ…。
この1ヶ月、ずっと仕事、仕事の毎日で、智のことを考えない日はないけど、家に帰れば死んだように眠りについていたからそんなことをする余裕もなくて。
ただ、ふとした瞬間に思った。智に触れたい。智に触れて欲しい。智を抱き締めたい。智に抱き締めて欲しい。そして、瞬間的に体がアツくなる。でも、どうしてもそれがイヤで、強制的に気持ちを押さえていた。それがいま、爆発して、もう、理性がどうとか、考えられなくなった。
「さとしっ、もう、ムリっ…はやく、ぁぁっ、」
「ここ、もうキツそうだね」
熱を帯びたソレにふわりと手を置かれる。それにすらも反応して、体がしびれる。もっと強くたしかな刺激が欲しくて智に乞う。
「さとっ、もう、ねっ?さわ、て…おねがい…もう、むりっ、なの、…」
「素直な和…とっても可愛いよ…」
なれた手つきでベルトを外し、下着ごとズボンを剥ぎ取られる。一瞬にして露になったソレは自分でもわかるほどにアツくなっていた。
「胸触られただけでこんななったの?それとも、あのキスの時から、ずっと…かな?」
お前のことなんかお見通し。といわんばかりの智の笑み。
「やぁ、んっ、いわないでっ…あっ、んっ、」
俺のモノの先に優しいキスを落とされ、そのまま智にくわえられる。突然の直接的な刺激にあっという間に波がやってくる。
「あっ、あっ、っね、もう…ぁあっ、や…だめっ、あっ、さ…とっ、さとっ…」
「はに?ほうひはお?(なに?どうしたの?)」
「やぁ、そのまま…しゃべっ、ないで…ぁっ、だめ、、イく…やぁ、イっちゃうのっ、ぁあっ、」
「いいよ、イきな?」
一度口から出され根元から舌で舐めあげられ再びくわえられる。手でも一緒に抜かれどうしようもない快感を与えられ、押さえることのできない声が絶え間なく出る。
「あっ、あっ、やっ、もぅ…だめ、さとっ、さとっ…イっちゃ、ぁ、っあぁあっ、あぁあああっっ」
悲鳴のような声をあげ溜まった熱を吐き出す。
「さと、ごめ…その…くち、に…」
「ん~?あぁ、もう飲んじゃった」
「え、ごめっ、その…」
「めちゃ濃かったけど、一人でシてなかったの?」
「…うん」