一緒がいい。
第1章 素直になりたくて【O×N】
ゆっくり、ゆっくり、しかも浅いところばかり動くそれはもどかしくて、もっともっと気持ちよくなりたくて自然と腰が動いてしまう。
「さとっ、ね、もっと、もっと…っん、してよぉ…奥が、いいのっ、もっと…おねがい…」
もう、恥ずかしいとかどうとか、そういうことはどうでもよくなった。もっともっと気持ちよくなりたい。もっともっと強い刺激が、強い快感が欲しい…。
「ふふ、かーず、大好きだよ。もっともっと、気持ちよくなろうね」
「ぁぁっ…あっ、さとっ、ぁあっ、あっ、あっ、さと、さとっ、」
突然ペースをあげられ、なおかつ俺のイイトコを集中的に打ち付けられ、どうしようもない処理しきれない快感が俺を襲う。
「あぁっ、ぁあっ、あっ、さとっ、やぁ…だめっ、っあっぅ、あっ、あっ、」
「かずっ、かずっ、」
「ぁあっ、さとっ、さと、ぁっ…さとっ、ぁあっ、も、やぁ…イっちゃっ、」
「かずっ、いいよ、イきな…」
「ぁあっ、だめっ…やっ、ぁっ、あっ、あっ…あっ、あぁっ、あっ、っぁあああああっっ」
「かずっ、くっ、…」
俺がイくのに促され、智も熱を吐き出す。
意識が快感により朦朧とするなかで智の声が聞こえる。
「大好きだよ、和。あとは俺に任せて…?」
智、俺もね、智のこと…大好きだよ。
髪を撫でられながら俺は眠りに落ちた。
起きたら、絶対伝えるんだ。大好きだって、愛してるんだって…。