無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

聞き返しておきながら

にのの言葉を待つことはしないで

唇を奪い取る。

歯列をなぞり、舌を絡めて

口内を存分に嬲った。

すっかり勃ち上がったにのを、上下に扱き

先走りの体液を指に絡めて後ろに回す。

「…っく…！！」

何の前触れもなく、指を押し込むと

首を振って唇を離し

「やだぁ…っ！」

ものすごい力で締め付けてきた。

「キツ…っ」

俺も思わず顔をしかめる。

どれだけ抱いても、慣れる事のない蕾。

無理に進めれば傷つけるのは分かっているのに

それすらも俺を苛立たせる。


…ダメだ。俺、今日はおかしい

にのに優しく出来ない。

酷く怯えた目をしているにのを

更に追い詰めたくなっている。

「相葉さ、ん…っ」

痛みを逃そうと、浅く息を吐きながら

にのが俺を呼んだ。

「ね…っどうした…の？」

「…なにが？」

「怖い…っ」

そう言うと、一気に泣きじゃくった。

泣く事で、意識が少し逸れたのか

締め付ける力が緩む。

それに合わせて入っている指を曲げる

「いやぁ…っ！！」

もちろん目指すのは

…一番感じる場所。

そこを抉るように擦ったら

強く体を震わせたにのは

耐えきれずに熱を放った。


ガクリと膝が崩れ落ちる。

俺は慌てて指を引き抜いた。

ぺたりと床に座り込んだにのは、もうぐにゃぐにゃに力が抜けている。


「…まだ、だよ」

座り込むにのの前に足を投げ出して座る。

オイルの代わりにボディソープを自分自身に塗って

にのを抱き上げた。