今日も明日も
第12章 いたみ
タオルに包んだにのを
敷き直した新しいシーツの上に寝かせる。
その右横に自分も体を置いて
左手をにのの頭の下に潜らせる。
そうするとにのは
もぞもぞ動いて俺の腕を良い位置に持ってくる。
レイプまがいに抱いたのに
こうやって甘えてくるにのを見てると
…自分の醜い心が叫びだしそうになるんだ。
にのの白い肌が、まだほんのりと紅い。
散々泣いた後の目尻も、赤みを帯びている。
腕の中にいるにのを見つめてたら
何とも言えない感情が沸き上がってきた。
この白い肌には
絶対的な赤が似合う。
にのにも見せてあげたいな
それが何を意味するのか
…教えてあげる。
いつの間にか深い眠りに入っていたにののおでこに
軽く唇を触れさせてから
起こさないようにゆっくりと腕を抜く。
細心の注意を払って
そっとベッドから降りる。
…待っててね。
聞こえない呟きと、歪んだ俺の表情なんかに
気付くわけのないにのは
幸せそうな顔で眠っていた。
足音を立てないように歩いて
寝室を後にする。
敷き直した新しいシーツの上に寝かせる。
その右横に自分も体を置いて
左手をにのの頭の下に潜らせる。
そうするとにのは
もぞもぞ動いて俺の腕を良い位置に持ってくる。
レイプまがいに抱いたのに
こうやって甘えてくるにのを見てると
…自分の醜い心が叫びだしそうになるんだ。
にのの白い肌が、まだほんのりと紅い。
散々泣いた後の目尻も、赤みを帯びている。
腕の中にいるにのを見つめてたら
何とも言えない感情が沸き上がってきた。
この白い肌には
絶対的な赤が似合う。
にのにも見せてあげたいな
それが何を意味するのか
…教えてあげる。
いつの間にか深い眠りに入っていたにののおでこに
軽く唇を触れさせてから
起こさないようにゆっくりと腕を抜く。
細心の注意を払って
そっとベッドから降りる。
…待っててね。
聞こえない呟きと、歪んだ俺の表情なんかに
気付くわけのないにのは
幸せそうな顔で眠っていた。
足音を立てないように歩いて
寝室を後にする。