今日も明日も
第14章 蜘蛛の糸
相葉さんの腕を振りほどきたくて
必死に暴れるけど
…そんな俺の力なんて
何の意味も為さなかった。
掴んだ腕が、相葉さんの方に引き寄せられると
そのまま壁に体を押し付けられる。
押し付けられた拍子に頭をぶつけ
「…痛ぅ」
顔をしかめるけど
相葉さんの力は
全く弛んではくれなかった。
「離せ…っこんな事、しにきたんじゃない…!」
思いきり睨み付ける。
だけど
相葉さんは
そんな俺を無視すると
いきなり両手を1つにまとめ上げて
頭の上に、それを縫い止めた。
空いた手が体を這い回る。
腰の辺りを撫でられて、体がビクリ、と震えた。
何度も俺に触れているその手は
体の快感を訴える場所なんて
完全に分かりきっていて
「……やだっ…やめ…!」
上がってくる息を止める事が出来なくなった。
シャツの裾から入り込んだ指が
容赦なく這い回る。
その間、相葉さんの唇は
俺の耳を存分に嬲っている。
「やだ…っ」
耳たぶを軽く噛んだ、かと思えば
わざとピチャピチャと
厭らしい音を立てて舐めたり
嫌でも感じさせられてしまう。
それなのに
相葉さんは息一つ乱れてなくて
ただ、俺を追い詰めるだけの愛撫を繰り返す。
必死に暴れるけど
…そんな俺の力なんて
何の意味も為さなかった。
掴んだ腕が、相葉さんの方に引き寄せられると
そのまま壁に体を押し付けられる。
押し付けられた拍子に頭をぶつけ
「…痛ぅ」
顔をしかめるけど
相葉さんの力は
全く弛んではくれなかった。
「離せ…っこんな事、しにきたんじゃない…!」
思いきり睨み付ける。
だけど
相葉さんは
そんな俺を無視すると
いきなり両手を1つにまとめ上げて
頭の上に、それを縫い止めた。
空いた手が体を這い回る。
腰の辺りを撫でられて、体がビクリ、と震えた。
何度も俺に触れているその手は
体の快感を訴える場所なんて
完全に分かりきっていて
「……やだっ…やめ…!」
上がってくる息を止める事が出来なくなった。
シャツの裾から入り込んだ指が
容赦なく這い回る。
その間、相葉さんの唇は
俺の耳を存分に嬲っている。
「やだ…っ」
耳たぶを軽く噛んだ、かと思えば
わざとピチャピチャと
厭らしい音を立てて舐めたり
嫌でも感じさせられてしまう。
それなのに
相葉さんは息一つ乱れてなくて
ただ、俺を追い詰めるだけの愛撫を繰り返す。