今日も明日も
第2章 みつのあじ
にのを抱っこしたまま、何とか鍵を開ける。
後ろ手にしっかり施錠して、もどかしげに靴を脱ぎ捨てた。
にのの靴も、脱がして玄関に放り投げる。
足早に奥に進み、寝室へ。
ようやくベッドの上に、にのを優しく降ろした。
「んー…?」
にのがうっすらと目を開ける。
「起きた?」
ベッドサイドに座りながら、髪を撫でると安心したような顔をして頷いた。
「みず…飲みたい」
「ちょっと待ってて」
俺はにのの額に軽くキスをしてから立ち上がり、キッチンへ向かう。
大きめのコップに、氷と冷えた水を入れて再び寝室に戻った。
「にの。水持ってきたよ。飲める?」
ベッドの上のにのに声をかける。
けど、返事を聞く前ににのとベッドの間に手を入れて抱き起こした。
飲める?じゃなくて飲ませるため。
にのも、抱き起こされても何も言わない。
むしろ少し口を開けている。
当然の如く、俺は口に水を含む。
そしてにのの唇にそれを運んだ。
「んぅ…っ」
ゆっくりと水がにのに流れ込む。
ゴクン、と飲み込んだのを確認して
「まだ飲む?」
唇に触れる程の近さで囁いた。
「ちょうだい…」
腕を首に絡めてくる。
そんなにのが愛しくて、俺は何度もその行為を繰り返した。
後ろ手にしっかり施錠して、もどかしげに靴を脱ぎ捨てた。
にのの靴も、脱がして玄関に放り投げる。
足早に奥に進み、寝室へ。
ようやくベッドの上に、にのを優しく降ろした。
「んー…?」
にのがうっすらと目を開ける。
「起きた?」
ベッドサイドに座りながら、髪を撫でると安心したような顔をして頷いた。
「みず…飲みたい」
「ちょっと待ってて」
俺はにのの額に軽くキスをしてから立ち上がり、キッチンへ向かう。
大きめのコップに、氷と冷えた水を入れて再び寝室に戻った。
「にの。水持ってきたよ。飲める?」
ベッドの上のにのに声をかける。
けど、返事を聞く前ににのとベッドの間に手を入れて抱き起こした。
飲める?じゃなくて飲ませるため。
にのも、抱き起こされても何も言わない。
むしろ少し口を開けている。
当然の如く、俺は口に水を含む。
そしてにのの唇にそれを運んだ。
「んぅ…っ」
ゆっくりと水がにのに流れ込む。
ゴクン、と飲み込んだのを確認して
「まだ飲む?」
唇に触れる程の近さで囁いた。
「ちょうだい…」
腕を首に絡めてくる。
そんなにのが愛しくて、俺は何度もその行為を繰り返した。