今日も明日も
第15章 にちじょう 2nd
その言葉に
俺の頭の中は真っ白になって
滅茶苦茶ににのを抱いた。
「あ…っあ…!ダメ…っ」
俺の上に跨がらせ
下から突き上げる。
にのがイキそうになると
わざと動くのを止めて
ピンク色に染まる肢体を見つめた。
最初は気付かなかったにのが
俺が意図的に動かない事に気付くと
「相葉…さん…っ」
唇を噛み締めて
切なげに目を潤ませた。
「…自分で、動いて?」
見たい。
俺を求めるにのが。
俺を受け入れて、淫らに揺れるにのが。
「や…っできな…!」
「…なら、ずっとこのままだよ」
自分だって本当はかなりこれはキツイ。
…だけどそれは必死に隠して
余裕のフリ。
「…イキたいんでしょ?」
目尻に溜まった涙を指で拭う。
にのは
俺の胸に手をついて
フルフルと何かに耐えるように震えている。
「見たいな…にのが…」
俺を欲しがるトコロ
「も…っいじわる…!」
「…動いて?」
目尻に添えた指を
にのの唇に移動させて
そこを開けろ、と言わんばかりに
指を唇の間に押し付けた。
素直に唇が弛んで
俺の指を受け入れる。
「にの…」
2本の指は
容赦なく
口の中を蹂躙していった。