今日も明日も
第16章 みつのあじ 2nd
「にの…今日はやけに敏感だね…」
理由なんて分かってるのに
煽るように意地悪く言ってみる。
「知らな…いっ分か…っないよ…!」
いやいやをするみたいに首を振るにの。
さっきから
お腹の辺りに当たるにの自身は
ぬめりを増して来ている。
「…もう、ここは泣きそうだね」
胸をいじくっていた指を
スーッと下に撫で降ろして
…ソコを爪で弾いた。
「んあ…っああ…っダメ!!」
たったこれだけの刺激で
呆気なくイッてしまう。
にのは自分でも信じられない、と言った感じで
俺の肩に顔を埋めた。
体はビクビクと余韻に跳ねている。
「…まだ触ってもないのに」
やらしいね、にの
頭を撫でながら、からかうように囁く。
「…言わないでよ…っ」
顔を埋めてるから、表情は見えないけど
かなり恥ずかしがってるのが伝わってくる。
「もっと、可愛がってあげるよ…だから」
何回でもイッて?
体を少しずつ下にずらし
それを追うように唇を這わしながら
目の前に見えた
萎えかけているソレを握ると
一気に口の中に含んだ。
快感の余韻に浸る暇もなく
性急に再び高みへと引き上げていく。