今日も明日も
第16章 みつのあじ 2nd
「ダメ…っまたイッちゃ…っ離し…!」
力の入らない指が
俺の髪を掴む。
そんなのは意に介さず
再び熱を持ったソコを
手で扱きつつ先端をねっとりと舐めた。
絶え間ない刺激に
先端からの蜜は次々と溢れ出す。
「相葉さ…っも…!」
「…イケよ」
じゅるっと音が響く程に吸い上げると
「いやぁ…っあああ!!」
にのは俺の口の中に
全てを吐き出した。
口の中に広がる
にのの甘い蜜。
体を起こして、必死に肩で息をするにのを見つめながら
その蜜をゴクリ、と飲み干した。
「あ…バカ…」
にのが涙目で睨む。
「美味しいよ?…にのの、味」
にんまりと目を細めると
「やだ…もう!」
両手で顔を隠してしまった。
何度抱いても
恥ずかしさが消える事のないにのは
その度に「初めて」のような仕草をする。
それが余計に
俺を惹き付けるのにね。
無意識に誘惑するんだから、本当始末に負えないよ
顔を隠す腕をそのままに
閉じてる膝を割り開き
そこに自分の体を滑り込ませる。
足が閉じられないようにしてから
ベッドサイドからローションのボトルを手に取った。