テキストサイズ

今日も明日も

第16章 みつのあじ 2nd


ローションを指に絡ませ

そっと後ろに押し当てると

にのがピクリ、と小さく跳ねた。


ゆっくりと指を中に進める。

「んぅ…っく…」

ローションのおかげもあるんだろうけど

にののそこは

いつもより容易に指を飲み込んでいった。


「にの…今日はスゴいよ」

「え…」

「俺の指、簡単に飲み込んでる…」

自分でも気付いてるんだろう。

噛み締めた唇が震えている。


熱く絡み付く中は

もっともっと、と指を引き込もうとうねっていて


腕を離したにのの顔も

苦しさはまるで見えなくて

…完全に快楽に支配されている表情をしている。


「にの…挿れていい?」

俺も、もう我慢の限界。

早くにのの中に入りたい。



「来て…っ早く欲しい…!」

…なんて

にのが可愛くねだるから


俺からは余裕なんてあっという間に消え去った。

熱くそそり立つ自身を

一気に押し進める。


「あああ…っ相葉さん…っ!」

痛いくらいに絡み付くにのの中に

ともすれば持って行かれそうになるのを

必死に耐えながら、最奥を目指す。


完全に自身を納めてから

「全部入った…」

にのをギュッと抱き締めた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ