
今日も明日も
第20章 countdown
無理矢理剥ぎ取られた洋服は
ベッドの下に投げられた
…脱がす時に、暴れたからか
シャツは無惨にも破れてしまっている
「やだ…っやぁ…!」
今の相葉さんには
俺の抵抗なんて何の意味もなかった
力づくで押さえ付けられて
俺自身は相葉さんの咥内で
思うままに弄ばれている
「ぁあ…っダメ…っ」
溢れる蜜を、わざと音を立てて吸われ
舌は更に蜜を引き出そうと、先端を舐められる
離して欲しくて、相葉さんの髪を掴んだ指は
もう、力なんて全く入らなくて
…与えられる快楽に
ずるずると引きずり込まれそうになっていた
「やめ…っやだ…!ああっ」
咥えた口を離したと思っても
すぐにねっとりと絡み付くように舐められるから
呼吸すらまともに出来なくなる
すぐにでも熱を吐き出してしまいたい気持ちと
このまま身を任せたくない気持ちがせめぎあって
頭がおかしくなりそうだった
「も…やだ…っ」
目尻に溜まる涙が、次々と溢れだしてくる
そんな俺を間近で見つめる相葉さんは
…いつもなら、その唇で拭ってくれるのに
無表情のまま俺を見下ろしていた
