
今日も明日も
第22章 のんりある 旅行編
チュウッと音がするくらい、吸われたり
指先でそこをくるくるされて
「も…、そこばっか、ヤダ…」
頭の中が痺れてきて
…お湯が熱いのか体が熱いのかも
分からなくなってくる
未だ触って貰えない自身も、すっかり熱を帯びていて
…無意識に、相葉さんの体にそこを押し付けてしまった
「やーらし…」
ニヤリ、と相葉さんが笑う
「だってぇ…っ」
「触って欲しくなっちゃった?」
ストレートな相葉さんの言葉に
カァッと顔が熱くなる
恥ずかしいけど、…それよりも
触って貰えないもどかしさの方がツラい
やっぱ今日はおかしい
いつもより敏感になってるのもそうだけど
もっと相葉さんを感じたい
愛されたい
相葉さんが…欲しくて仕方ない
「相葉さ…、お願い、触って…?」
「ん…声、抑えられる?」
「わか…な…い」
はっきり言って、自信ない
