今日も明日も
第22章 のんりある 旅行編
射抜くような、鋭い視線は
拒否なんて端から認めるつもりなんて、ない
「足…力入んないから…」
支えてて
覚悟を決めて、相葉さんに支えられながら
ゆっくりと上がる
何とか跨がって、膝立ちで相葉さんを見下ろす位置に着くと
両手を首に回して、しがみつきながら
相葉さんに誘導されるままに、そろそろと腰を沈めていった
「く…っう…」
苦しい程の圧迫感と、何の助けもない滑らないが故の痛みに顔が歪む
「…さすがに、無理か」
相葉さんが、少し後ろに倒れて手を伸ばす
そして手にしたのは
…ボディソープ
「何もないよりは、ね」
そう言って、俺から一端引き抜くと
手に垂らしたそれを、自身に塗っていった
「かず…」
「ん…っ」
ぬるぬるした感触が蕾に触れた、と思ったら
相葉さんがいきなり前を触るから
「あああっ!」
ガクッと膝が折れて、一気に奥まで受け入れてしまった