無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「はぁー…」
相葉さんの盛大なため息が聞こえた

確かスマホをいじくってたと思ったけど、何か見つけたのかな


「何、どしたの」
「いやさー…これ見てたらね」

そう言って差し出した無料動画のサイト

「にの、大ちゃんとばっかり。何なの大宮って」
拗ねたような態度

何の検索描けたんだよ
そんなのいくらでもあるっての

…メンバーくっつけた腐女子向けってやつが


「そんなの見て拗ねたの？」
「だってにのは、俺のなのに…」


相葉さんの恨めしそうな瞳
もう、しょうがないなぁ


ってか、今さら？
それを言うなら相葉さんだっていっぱいあるよ

…でも今それをみせると益々落ち込みそう


「ちょっと貸してみ」
相葉さんからスマホを奪う

ちょっといじくってすぐに「ほら」と画面を見せたら


「何これ！」
打って変わって、キラキラ嬉しそう


「そういう事」
「ヤバい、これ保存する！」
「しなくていいから」


…目の前に、実物がいるだろうが！！

こっちを見てろよ、バカ！


End