今日も明日も
第40章 昨日の他人は今日の恋人
その顕になった喉に、すかさず唇を移動させ
筋に沿って舐めてやれば
「や…っまーく、あんっ」
甘く濡れた声で哭くかず
所々掠れる声がまた、たまらない
それに
膝だってガクガク震えて今にも崩れ落ちそうなのに
一生懸命それを堪えて俺に掴まってるとか
本当可愛すぎる
さっきイッたばかりのかず自身も再び熱を持ち始め
俺のお腹に当たっていて
わざと腰を押し付けると、びくんと体が跳ねる
胸を唇で愛しながら
片手は背中を支え、もう片方は下に滑らせて
また濡れ始めたそこを軽く扱けば
「あ、あ、あ…っ」
もっと触れと無意識に腰を擦り付けるから
「かず…また濡れてる。…そんなに気持ちいい?」
揶揄るように囁いてやると
「やだ…っ言わな…で…!」
体を捩って、顔を真っ赤にする
なんかさ…
もう、俺もヤバいかも
溢れ出す蜜を指に絡め、かずの後ろにそれを這わす
まだ固く閉じられた蕾
そこの周りを解すように指を動かすと
ついにかずの膝が崩れ落ちた