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今日も明日も

第9章 やきもち

イキたくて、体の疼きが止まらない。

中途半端な苦しさに、涙も溢れてくる。

とにかく開放されたい一心で、力の入らない体を何とか動かして…

相葉さんに向き合うように座り直した。

それでも意地悪い笑顔のまま何もしてこない相葉さんに焦れて、自分からキスをする。

キスしながら相葉さんのお腹に自身を擦り付けて、快感を得ようとしたけど

それすらも上手く交わされてしまった。

「あ…いばさ…っ何…で!」

「…嘘つきさんには、お仕置きが必要です」

腰に響くような低く掠れた声をわざと出す。

「嘘…って…」

決定的な刺激がないのに、まだまだ追い詰められる。

もう、おかしくなりそうだった。

「…っ言うから…!お願い…っ」

相葉さんがニヤリと笑う。

「やい…たの!ポチに…っだっ…て」

…次の言葉を待つように両手で俺の頬を包み込む。

「相葉さん…は、俺の…っ!」

「かーわい❤」

チュッと軽く唇を触れあわせ、すぐに俺を抱き上げた。

え?と思った矢先
バスタブの縁に座らせ、そのまま俺を自分の口内に取り込んで行く。

「あ…っああ!」

待ちわびた快感に、自身からも蜜が溢れてくるのが分かった。

いやらしい音を立てて、相葉さんはそれを吸い上げる。

根元を手で扱かれ、先端を執拗に舐めあげられて

「も…っイク…!離し…てっ」

「…イッて」

一層の強い刺激を与えられ

「んあっ…あああっ!」

我慢できるはずもなく、相葉さんの口の中に全ての熱を放ってしまった。

「…今日はこのまま…いくよ?」

「え…っうわっ!」

絶頂の余韻を浸る事も許されず、再びお湯の中に引っ張られ…

「あああっ!!」

強い力で腰を捕まれると、何の前触れもなく相葉さんが楔を打ち込んできた。

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