無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「わか…てる、くせに…」

もどかしさに揺れる腰が俺に当たる

「じゃあさ、今から “嫌“ って言うのなしね」

「…あいばさん？」

「素直に “気持ちいい“ って言ってよ」

顔がぶわっと赤くなったものの、かずは俺のお願いにコクコクと頷いて見せた

「ふふ、可愛い」




『あ…っ、しょ…ちゃ…』

さあ美味しくいただきます、と意気込んだ矢先にまた隣からの悩ましい声

思わず二人で目を合わすけど
今度はもう、それすらも起爆剤になって

大ちゃんに負けないくらい、かずの可愛い声を引き出したい

そんな気持ちが大きくなってきた


「ん…っ、ひあ…、あ、あ…、あぁ…っ」

胸を舌先で舐めれば、それだけで甘い声が高くなる上がる
ぷくりと固くなった小さな果実が赤く実って俺を誘うから
誘われるままにそこを軽く咬んだ

「ゃん！…っ、あ、あ…」

痛くない程度に歯を立ててそこを擦れば、小さく首を振って逃れようとする

「痛い…？」

「…たく、ない、けど…」

“ジンジンする“

涙目で吐息交じりに言われて、ずくんと中心に熱が走った