今日も明日も
第11章 ひみつ
相葉さんは、まだ目を丸くしたまま
俺の言葉を待っていた。
「だからね、相葉さんをびっくりさせたくて、秘密にして動いてたの」
相葉さん、何も言わない。
さすがに怒ったかな
…もしかして、悪い結末になる?
「…ごめん。引っ越しはやり過ぎだよね…」
黙ったままの相葉さんに、俺は謝るしか出来なかった
「にの……」
名前を呼ばれたけど、目を瞑って俯いてしまう。
きっと呆れる通り越して、軽蔑したよね。
当たり前か。俺が相葉さんの立場だったらぶちギレしてるもん。
いくら相葉さんでもキレるよね
…なんて泣きそうになってたら
「うわっ!!」
いきなり相葉さんに抱き上げられた。
「嬉しいっ!!にのマジで?!一緒に住めるの?!今日から?!」
超ハイテンションな声。
今度は俺が目を丸くする。
「相葉、さん…?」
「引っ越しも終わったなんて、最高じゃん!!」
俺を抱き上げたままくるくると回って、大喜びしてるよこのヒト…
「…だから大丈夫だって言ったじゃん」
近くで見ていた大野さんと翔さんが笑う。
「…そうだけど…」
「もー最高!!にの大好きっ」
ここまで喜ばれたら、俺の中に残ってた罪悪感は消え失せた。
秘密にしてた相葉さんへのサプライズ、成功だよね
…良かった
ありがとう相葉さん。
これからも、ずっと俺を好きでいてね
周りにいる皆の目も気にせずに
俺は抱き上げてる相葉さんに
ぎゅうっとしがみついた
俺の言葉を待っていた。
「だからね、相葉さんをびっくりさせたくて、秘密にして動いてたの」
相葉さん、何も言わない。
さすがに怒ったかな
…もしかして、悪い結末になる?
「…ごめん。引っ越しはやり過ぎだよね…」
黙ったままの相葉さんに、俺は謝るしか出来なかった
「にの……」
名前を呼ばれたけど、目を瞑って俯いてしまう。
きっと呆れる通り越して、軽蔑したよね。
当たり前か。俺が相葉さんの立場だったらぶちギレしてるもん。
いくら相葉さんでもキレるよね
…なんて泣きそうになってたら
「うわっ!!」
いきなり相葉さんに抱き上げられた。
「嬉しいっ!!にのマジで?!一緒に住めるの?!今日から?!」
超ハイテンションな声。
今度は俺が目を丸くする。
「相葉、さん…?」
「引っ越しも終わったなんて、最高じゃん!!」
俺を抱き上げたままくるくると回って、大喜びしてるよこのヒト…
「…だから大丈夫だって言ったじゃん」
近くで見ていた大野さんと翔さんが笑う。
「…そうだけど…」
「もー最高!!にの大好きっ」
ここまで喜ばれたら、俺の中に残ってた罪悪感は消え失せた。
秘密にしてた相葉さんへのサプライズ、成功だよね
…良かった
ありがとう相葉さん。
これからも、ずっと俺を好きでいてね
周りにいる皆の目も気にせずに
俺は抱き上げてる相葉さんに
ぎゅうっとしがみついた