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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第6章 死神



櫻井「いや、金曜日は暴れるとして…他の曜日だったら…説得しやすいんじゃないかなって…」


聖輝「確かに…そうかもしれません!」


櫻井「うん、それにいきなり説得に入るじゃなくて…他愛のない会話から始めるのもいいと思うよ。」


聖輝「他愛のない会話…?」


櫻井「うん、例えば…今日朝何食べた?とか、好きな歌ある?とか…」


聖輝「なるほど…そこから会話を広げていくってことですね!」


櫻井「そう、そうすれば…暴れることは止められなくても…説得する材料は手に入るんじゃないかな。」


聖輝「わぁ…さすが櫻井様…私そんなこと思いもつきませんでした…」


櫻井「いやいや、友達を助けたいっていう聖子ちゃんの気持ちに応えただけだよ?」


聖輝「ありがとうございます!さっそく…連絡してみます!」


櫻井「うん。」

そうだ…まずは仲良くなることから始めないといけないんだ…

櫻井様に相談してよかった…

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