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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第7章 桜蘭(さくら)



櫻井「もう22時か…聖子ちゃんあがりだよね?」


聖輝「はい…今日は本当にありがとうございました。」


櫻井「ううん、こちらこそ…ありがとう。」


聖輝「また…土曜日、お待ちしています。」


櫻井「うん。」


聖輝「じゃあ…これで失礼しま」


櫻井「聖子ちゃん!」


聖輝「えっ?」


櫻井「よかったら…家まで送らせてくれないかな?」


聖輝「えっ?!」


櫻井「何かさ…あんまりゆっくり話せなかったし…それに…心配だから…」


聖輝「櫻井様…気持ちは嬉しいのですが…私は大丈夫」


櫻井「聖子ちゃん。せめて…これくらいのことはさせて?」


聖輝「えっ…?」


櫻井「1秒でも長く一緒にいたいんだ…お願い…」


聖輝「櫻井様……」

こんなこと言われたら…僕…

聖輝「……分かりました…よろしくお願いします。」


櫻井「聖子ちゃん…ありがとう。」


聖輝「じゃあ…着替えてきますね。」


櫻井「うん。」


僕は帰る用意をする為にVIPルームを出た。

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