無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

聖輝「ハァ…ハァ…急がないと！」


ドンッ！！


聖輝「うわぁ？！」


小山「痛たた……あっ、すいません！大丈夫ですか？！」


聖輝「痛たた…こっ小山さん！」


小山「あぁ…きみか…」


聖輝「すみません…小山さんこそ大丈夫ですか？」


小山「えぇ、大丈夫です。」


キーンコーンカーンコーン


聖輝「あっ！！チャイム鳴った！！しっ失礼します！！」


小山「あっはい…お気をつけて…」


ガラガラッ！！


「「「「「？！」」」」」


聖輝「ハァ…ハァ…ハァ…」


「何だよ！ルーキーかよ！」


「大きくドア開けんじゃねぇよ！！」


聖輝「ハァ…ハァ…せっ…先生は…？」


優誠「いや、まだ来てねぇよ。」


聖輝「ハァ…ハァ…よかったぁ…」


優誠「ルーキー！ギリギリだったな。」


聖輝「ハァ…ハァ…だっ…だって…小山さんとぶつかつちゃって…」


優誠「小山？あぁ、管理人の？」


聖輝「うっ…うん…」


優誠「あいつ鈍臭いだろ〜それに何かパッとしねぇし…」


聖輝「まっまぁ…確かに…」


優誠「しかもヲタクっぽいし…きみ悪いし…」


聖輝「うっうーん…言われてみれば…」


優誠「でもさ、不思議なことに小山には誰一人ケンカ仕掛けないんだよな。」


聖輝「えっ？」


優誠「いや、小山みたいな奴ってさ、正直めっちゃナメられるだろ？ケンカも弱そうだしかなりのビビリだし…」


優誠「でもさ、この学校の手引きにも載ってるんだけどさ…小山にケンカ仕掛けるとさ……」




















































優誠「即退学らしい。」


聖輝「えっ…？！」