テキストサイズ

Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第12章 大倉くん



〜聖輝side〜


聖輝「はぁ…スッキリした…」

えっと病室は……

「……。」


聖輝「……。」


聖輝「…ん?あの人……」


僕はすれ違った人の方を見た。


聖輝「……ま、いいか。」


僕は病室に入った。


ガラガラ…


聖輝「失礼しまーす…」


一徹「おぉ、聖輝!こっちこっち!」


聖輝「すみません、遅くなって…」


有紀「いいのよ。」


忠義「あれ?もしかして…」


春樹「そう、涼野聖輝くん。」


聖輝「はっ初めまして!涼野聖輝です!」


忠義「俺大倉忠義、よろしくね。」


聖輝「はい、よろしくお願いします!」


忠義「いやぁ〜涼野くんめっちゃ可愛いやん!」


聖輝「えっ?」


忠義「涼野くんが接客すると常連さん達メロメロちゃうん?」


一徹「まさにその通り!」


聖輝「えぇ?!そんなことないですよ!!」


有紀「ふふ、でもその可愛い笑顔がお客さん達に人気あるのよ?」


聖輝「可愛い笑顔?」


春樹「キラキラした笑顔が聖輝くんの必殺技だから。」


忠義「あははっ!それ最強やん!」


一徹「聖輝がウチに来てからもうお店が大繁盛でな。」


忠義「へぇ〜いいっすね!」


有紀「そうなんだけど、ちょっと人手が足りなくてね…」


春樹「俺も部活あるからなかなか手伝えなくて…」


忠義「そっか…リハビリ頑張って1日でも早く復帰できるように頑張るわ!」


一徹「頼むぞ!でも無理だけはすんなよ?」


忠義「はーい。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ