Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第25章 武田信玄2
狛犬「昨日さ、お見舞いに行こうと思ったんだけど…涼野くんの家知らなかったから行けなかったんだよね。」
聖輝「そうだったんですか、すみません…心配かけちゃって…」
狛犬「ううん、今は元気そうで安心したよ!」
二宮「お前はバカだから風邪とか一生日かねぇよな。」
狛犬「あーっ!!またバカって言った!!」
二宮「バカにバカって言って何が悪いの?」
狛犬「もぉ〜ムカつく!!」
松本「落ち着けって、お前ら。」
聖輝「ふふっ、相変わらずですね。」
狛犬「もぉ〜ニノなんて嫌い!」
二宮「あっそう。」
優誠「そういえば…俺も知らねぇわ…」
松本「何が?」
優誠「いや、聖輝ん家。」
聖輝「えっ?優誠くん僕の家知らなかったっけ?」
優誠「うん、知らない。」
聖輝「そっかぁ…」
二宮「行く?今日。」
聖輝「えっ?」
松本「いいよ、俺今日バイトないし。」
狛犬「さんせー!!」
聖輝「ちょっえぇっ?!」
優誠「よーし!今日は聖輝ん家でパーティしようぜ!」
狛犬「やったぁー!!」
聖輝「なっ?!」
松本「あっ、どうせなら泊まる?」
優誠「おぉっ!それいいじゃん!」
二宮「たまにはそういうのも悪くないな。」
聖輝「とっ泊まるって…本当ですか…?」
狛犬「イェーイ!お泊まり会!」
松本「じゃあ17時半頃に校門前に集合な。」
二宮「了解。」
聖輝「えぇ……」
何故か、今日僕の家でお泊まり会をすることになってしまった。