無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

聖輝「もぉ…何で急に僕の家でお泊まり会なの…？」


優誠「だってお前一人暮らしだろ？派手にパーティできるし！」


聖輝「いやいや、近所迷惑になるから…」


優誠「よーし！今日はオールするぞ！」


聖輝「オールって…」


ビュンッ！！


優誠「ゔわっ？！」


聖輝「ゆっ優誠くん？！」


突然優誠くんが何者かに殴り飛ばされた。


聖輝「優誠くん！！大丈夫？！」


優誠「ってぇ…誰だよ？！」


しーん……


優誠「…くそっ…何だよこれ……」


ビュンッ！！


優誠「ゔっ！？」


ビュンッ！！


優誠「ぐはっ？！」


聖輝「優誠くん！！！」


優誠「ゔっ…ゔぅっ……」


聖輝「やっやだ…優誠くん…！！」

一体誰がこんなことを……

ビュンッ！！


優誠「ぐはっ…？！」


聖輝「やめて…もうやめてよ！！！」


僕は無人の廊下で叫んだ。


『…縁を切れ……』


聖輝「えっ？」


『…縁を切れ……』


聖輝「なに…？この声……」


『…縁を…切れ……』


しばらくすると、聞こえてきた不気味な声も消えた。


優誠「くそっ…ゔっ…」


聖輝「優誠くん！大丈夫？」


優誠「ハァ…油断したわ…」


聖輝「このケンカの仕方…もしかして……」


優誠「ってぇ…ちょっと休むわ……」


聖輝「あっうん、僕もついていくよ。」


『…縁を切れ……』

どういう意味なんだろう……