
Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第6章 死神
聖輝「こっここか…」
VIPルーム…
いかにもすごそうな部屋…
聖輝「ゔぅ……」
何で僕一人なんだろう…
そもそも僕好きで女装してる訳じゃないのに…
もし…櫻井様のご機嫌を損ねたら…僕どうなるんだろう…
聖輝「……ハァ……よし。」
コンコンッ
ガチャ…
聖輝「しっ失礼します……」
バタン
櫻井「こんにちは。」
聖輝「はっ初めまして…聖子で……す……?!」
嘘…何でここにいるの…?!
僕は櫻井様の顔を見て驚いた。
だって…そこにいた人は…
ケルベロスだったから。
