トクベツ、な想い
第13章 13
倒される合間に、半端に下がった下着を邪魔そうに脱いで
シミの広がった俺の下着もついでに脱がされて
覆うものを失った上を向くソコの先端からは、透明な雫が溢れ出ていた
直接ソコを握った潤の手が、垂れた雫を全体に塗り込むよう手を動かす
「…気持ち良い?」
耳元に近寄って、吐息混じりに囁かれ
ぬるぬるした感触が気持ち良いと声には出さなかったけど、証拠にはぁと熱い息を吐き出した
擦る速度が段々と上がり、快感の波が押し寄せる
「ん…で、出る…はっ…」
「いいよ…」
「…っはあ…あ…んっ…ん"っく…はっ…」
限界はすぐにきてあっさり達してしまった
潤の手についた白濁
自分の腹にもたっぷり落として乱れた呼吸を繰り返す
体を起き上がらせた潤が、大きく俺の足を開いた
イったばかりでまだ息も整わないのに…もう?
落ち着く暇も与えられない展開の早さに思わず視線を下に移した
目に入ったのは再び勃ち上がり始めている潤の股間で、不安が煽られる
「…翔、くん…いい…?」
心配そうな顔に、そんなんじゃ余計怖いだろと思ったけど
"大丈夫"自分に何回も言い聞かせ、真っ直ぐ潤の顔を見て首を縦に1回だけ下げた
「……優しく、頼む…」
「うん…無理だったら、言ってね?」
目を瞑って小刻みに頷いた
恐る恐る蕾を撫で始める白濁をつけた指を感じながら
どうせ見えないだろうと、目を開けたらひたすら天井を仰いで全てを潤に託した
円を描くみたいに滑ってたかと思うと
たっぷり塗られた白濁を巻き込みつつ何度も入口を押して、緊張とその感触に下唇を噛む
徐々に柔らかくなりだしたそこは指の先端部分を少しだけ受け入れた
しかしすぐ出ていき、指に白濁を纏い直してからまた少しずつ浸入してくる
何回かする内に指が1本埋まった
は、入ってる…けど…あれ…
「翔くん、平気?」
「ん、うん…不思議と…」
「もう1本いける?」
「…ど…でしょう…」
驚きに浸る間もなく、濡れた2本目の指がすでに入口で動いていて
先程より時間を掛け中に押し入ってきた
「ん…」
「痛い?」
「す、少し…」
次の方が痛いんじゃないかって思っていただけあって
購入予約したローションがまだ来ていないことを悔やんだ