無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ちょっと…」


「今更止めらんねぇから」



急にそんな…妖艶な表情されたら…
まだ何もされてないのに背中がゾクッとする

俺の上でスーツとボタンが外されたワイシャツをベッドの脇に脱ぎ捨てる動作を見れば

もう始まろうとしている事に、回避の術はないだろうと諦めて

顔の左右に潤の手が置かれたらもう…近付く顔を大人しく見つめるだけ


やがて唇同士が重なった



「ん…っ」


「…は…色んな味がする…」



大人の味だね、とキスの合間に呟く

口では余裕そうに言っても
俺の口の中に残る苦味とアルコールの味に眉を寄せてる

やめた方がって言ったけど、離そうとはせず

なんなら顎を捕まれ更に深く唇を寄せられて
お互いに唾液を渡し合いながら、舌をこれでもかと絡ませた



「…は、あっ」



キスに没頭してたら服に滑り込む手に気が回らなかった

指の腹が硬くなった胸の突起をぐにぐにと弄り出し
それに体が震えてからやっと意識して、潤の腕を掴んだ



「無駄だって分かってるでしょ…」


「っん……」


「ここ、口で咥えてて？」


「は…ん！？」



俺の着ているTシャツの裾を口の中に突っ込まれた

目を丸くしていると両手が素早く頭の上で拘束され、潤はそんな俺の姿をうっとりと目を細めて見つめる



「いい眺めだね…」


「んんっ…」


「離しちゃ…ダメだよ」



頭が胸板に下がって

伸びる舌は主張する先の回りを焦らすように舐め、潤の視線が服を咥える俺の反応を伺っていた

なんでもないと言うような顔をしてやると
不意に柔く噛まれ、それに腰がピクピクと動いた



「んんっ…んっ」



指と舌で胸への刺激を丹念にされるともう息子はギンギンで…



「ふふ、体は素直だね…」


「ふ…っ…」


「ちゃんと咥えててね」



拘束してた手が外れて、ズボンと下着が一緒に脱がされた

露になったソコは上を向き、すでに先を濡らして…

羞恥にかられる間もなく潤の舌がソコを這い始める



「ん…んんっ…は」


「ダーメ、ほら」



口から出そうになった服が再び押し込められる

自由になった手で抵抗すればいいのに、それを顔を隠す為に使った