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シス/ブラコン!

第3章 始まりの朝




「.........チュッ」



わざとらしくリップ音を立て、
名残おしいが志帆ちゃんから離れる


あんまりモタモタしていると
兄貴に見つかる.....。



唾液が口の端から垂れていて、
トロンとした目で僕の事を見上げる
志帆ちゃん




理想飛ぶって.....。


それかもうこの際―—





そんな考えを頭から追い出す様に、
いつものスマイルで笑う。



「志帆ちゃんっ、
ごちそうさまでした!」





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