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俺らの形

第2章 風邪っぴき SNM

S″Side


今日の和の様子はなんだか変だった。




どこかポーっと見つめたり少し頬が赤かったり





潤も気になってたみたいだから和に聞いてみると





和「あぁ、大丈夫、大丈夫。  心配しなくていいから。」

と言って立ち上がろうとしたそのとき、





和が倒れた。






「かず.....和!!!」

潤「和、おい! マネージャー、車お願い。俺らで運ぶから。じゃ」



潤が外にいるマネージャーに連絡して局の玄関前に車を回してもらった。





和を車まで運ぶ間、ずっと苦しそうな息が聞こえていた。

そんなになるまで辛いのに我慢してたってことだよな....。





普段あんまり顔に出ない大野さんも焦った顔をしてた。

潤「和、やっぱ調子悪かったんだ..... もっと早く気付いていれば......」


潤はいつもそうやって自分を攻める。


「とにかく今は和を車に運ぼう。皆、手伝って、」


「「「うん!!」」」


なんとか4人で和を車に乗せ家に向った。



和.......目を覚ましてくれ......

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