家政婦の水戸
第11章 チーム水戸さんvs悶洲佗亞家政婦紹介所
メカ水戸さんが肩車をして、水戸さんが素手で駆除していた。
「いや、あんたがするんかぁーい!!」
よく見ると、蜂の巣を取りながら、水戸さんが飛んでいる蜂を生食いしてるようにも見える。
家の中で、2階から、その様子を見ている羊と紗知は、こう話していた。
「紗知よ……初めて水戸さんがうちに訪ねて来た時、お前は“ものすごいのが来た”と言ったな。あれは文字通りだなと改めて、今思ったよ」
「改めて思うの遅くね? 日に日にものすごさが、アップしてるような気がする。でも、あれこそ、家政婦のプロの中のプロなんだね」
「いや、紗知よ……家政婦は、なにも着けずに素手でスズメバチの駆除はしないもんだよ。しかも、本人のメタルタイプの分身が存在するって、なんかのヒーローか、水戸さんくらいなもんだろ。なんで、家政婦になったんだろうな」
「あ、見て、お父さん」
紗知が窓越しに見える、水戸さんを指差した。
「だんだん、顔が丸くなってきてるような気がする」
「蜂の毒を注入しすぎて、全身にスポンジのように吸収しちゃってるよ……てか、よく生きてるな」
初めから死んでいる。
「いや、あんたがするんかぁーい!!」
よく見ると、蜂の巣を取りながら、水戸さんが飛んでいる蜂を生食いしてるようにも見える。
家の中で、2階から、その様子を見ている羊と紗知は、こう話していた。
「紗知よ……初めて水戸さんがうちに訪ねて来た時、お前は“ものすごいのが来た”と言ったな。あれは文字通りだなと改めて、今思ったよ」
「改めて思うの遅くね? 日に日にものすごさが、アップしてるような気がする。でも、あれこそ、家政婦のプロの中のプロなんだね」
「いや、紗知よ……家政婦は、なにも着けずに素手でスズメバチの駆除はしないもんだよ。しかも、本人のメタルタイプの分身が存在するって、なんかのヒーローか、水戸さんくらいなもんだろ。なんで、家政婦になったんだろうな」
「あ、見て、お父さん」
紗知が窓越しに見える、水戸さんを指差した。
「だんだん、顔が丸くなってきてるような気がする」
「蜂の毒を注入しすぎて、全身にスポンジのように吸収しちゃってるよ……てか、よく生きてるな」
初めから死んでいる。