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家政婦の水戸

第11章 チーム水戸さんvs悶洲佗亞家政婦紹介所

 体を張って、蜂の巣駆除を終えた水戸さん。


 顔や腕がボンボンに腫れ、メカ水戸さんに絞ってもらっていた。


「紗知、あの光景は、あまり凝視するもんじゃない。まともな人として育った者なら、間違いなくやらないことを、彼女達はやってるからね」


「でもお父さん……水戸さん、白い薬を顔に塗ってるよ」


「あれは、木工用ボンドだ。だから、見てはいけないと言っておるだろ」


 顔を白く塗った水戸さんは、縁側に座って休憩をとっていた。


 すると、携帯電話の着信音が鳴った。


 どうやら、水戸さんのカバンの中から聴こえてるようだ。


 水戸さんは携帯電話を出した。


『か゚け'て`く゚ん゙な゙ぼけ゚(もしもし、お待たせしました)』


『お、その声は水戸さんか。私だ。担当の阿久州だ。』


 電話の相手は、水戸さんが所属する紹介所の担当さんだ。


『ところで、水戸さん。そっちに何人いる?』


『ひ'と゚の゙こ゚こ゚ろ^を゙す゚て゚て、き~か゚い゙の゚か~ら゚だを~み゚に'つ゚け"た(私とメカ2体)』


『おい、なにを言ってるかわからん。代われ』


 水戸さんはメカ水戸さんに、電話を渡した。


『チ゚ェ~ン"ジ(代わりました)』


『だから、話せるやつと代われっ!!』



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