テキストサイズ

家政婦の水戸

第11章 チーム水戸さんvs悶洲佗亞家政婦紹介所

 だが、羊の要望で、三人いると窮屈だと言うことで、くじ引きにより、二人選ばれた。


 水戸さんが、バギー水戸さんと、一緒に行くことになった。


『な゚ん`でわ~た゚し^がい゚く゚ね~ん』


「紗知、なんて言ってる?」


「すいません、少しの間だけ行ってまいります。後は、メカに任せますだって」


「そう言ってるようには聞こえないが……」


 水戸さんは荷物をまとめ、バギー水戸さんに乗っていった。


「水戸さんて、免許持ってんのか?」




 滝繁のアパート。


 部屋の中をグルグルと歩き、ホゲモンを探す。テーブルの上には、なぜか小梅の家から持ってきた、ピエロの人形があった。


「なにか、面白いもん出ないかなぁ……」と言いながら、ホゲモンゲットを狙う。


 すると、持っているスマホが、激しく反応した。


「えっ、マジ!? 近くにいるの?」


 繁は玄関の方に向かった。


「おっ、近い近い近い。近いぞ」


『コンコン』


 ドアが鳴った。


「おっ、ご丁寧な演出だな。わざわざ、入り口からホゲモンか」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ