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家政婦の水戸

第11章 チーム水戸さんvs悶洲佗亞家政婦紹介所

 部屋の入り口から、急におっさんが姿を現した。


「おい、おっさんが未知夢からワープしてきたぞ」


『お主の家で、なにが起こっとるんじゃっ!?』


 チーム水戸の恐ろしさに、部屋を飛び出してきた東名が、外に出たため、姿が戻っただけだ。


「おい、ババアッ! あの東名ってやつの能力がややこしいから、別のやつを連れてこい!! てか、俺はいま、自分の部屋でなにが起こっているのか非常に気になるのだが、恐ろしくて戻って見に行けない状態だ!! あんたん所の家政婦で、誰が便利なやつはいないのかっ!!」


『人をかいけつタマゴンみたいに言いなっ!!』


「……その例えは、難しいわ。俺が伝わる年代の人やったらよかったけど……いや、そんな問題じゃない!! 便利なやつがいなかったら、もの凄く面白いやつをよこせ!!」


『余計なハードルを上げるでないわい!! とりあえず、あの水戸ってやつに負けないような、強烈な家政婦がおるから、それを応援に行かす』


「いったい、なんの紹介所なんだよ。とにかく、なにを期待していいかわからんが、むっちゃ期待してるからな」




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