家政婦の水戸
第11章 チーム水戸さんvs悶洲佗亞家政婦紹介所
「これは、いったいどういうことですか? これ、僕の物ですよね。なぜ、勝手に燃やして捨ててるんですか? 器物破損ってことになりますよねえ」
胸を張っていいきってはいるが、物凄く怖かった。
すると、バギー水戸さんの左胸から、パカッと四角いフタが開くと、小さな液晶画面が現れた。
そこに、CGで描かれた女性が映し出された。
『はい、私、バギーちゃん』
「俺は、なにを見せられてんだ?」
画面の女性は銀行員のような制服を着た、茶色い髪をした、サザ○さんのように描かれていた。
『まず、あの人形は悪魔が入りこんでおりました。危うく、私達に憑依しようとしてきたところ、炎で焼いてお祓いをさせていただきました。ですが、突然、この悪魔が暴れだしまして、火がついたまま、自ら飛び出していきました。あのまま、家に置いておきますと……厄が起きる可能性があります。雇い主様の安全を第一に考え、危険物とみなしたため、勝手ながら決断させていただきました』
「これに悪魔がついてたって、なぜわかる?」
『私の装備の中に、悪霊を探知できる、ばけたん機能というものが、御座います。これが強く反応いたしましたため、このようにいたしました』
胸を張っていいきってはいるが、物凄く怖かった。
すると、バギー水戸さんの左胸から、パカッと四角いフタが開くと、小さな液晶画面が現れた。
そこに、CGで描かれた女性が映し出された。
『はい、私、バギーちゃん』
「俺は、なにを見せられてんだ?」
画面の女性は銀行員のような制服を着た、茶色い髪をした、サザ○さんのように描かれていた。
『まず、あの人形は悪魔が入りこんでおりました。危うく、私達に憑依しようとしてきたところ、炎で焼いてお祓いをさせていただきました。ですが、突然、この悪魔が暴れだしまして、火がついたまま、自ら飛び出していきました。あのまま、家に置いておきますと……厄が起きる可能性があります。雇い主様の安全を第一に考え、危険物とみなしたため、勝手ながら決断させていただきました』
「これに悪魔がついてたって、なぜわかる?」
『私の装備の中に、悪霊を探知できる、ばけたん機能というものが、御座います。これが強く反応いたしましたため、このようにいたしました』