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ねぇってば

第9章 存在


「こんにちは、お久しぶりです」



「こんにちは」


俺は少しおどおどしてしまったけど
ゲームをしている彼女には関係ない




少ししてゲーム機をたたむと

「なんですか、」って少しうつむきながら話した





「この前は…っ、今まで、本当にごめんなさい
らいる」



俺が らいる と呼んだ時少し肩が動いた

「いいんです、もう」

「俺、初めてこの気持ちになりました
初めて 存在を認めて欲しい って思いました」



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