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ねぇってば

第1章 出会い



しかしそれは一瞬で

廊下でしゅうかちゃんの名前を呼ぶ声が聞こえてきた


「では、」


そう言うと足早にその声のする方に行ってしまった




俺はその姿を見届けた


「少しは近づけた…んですかね?」


背後からする聞き覚えのある声に驚いた


「なんだよ二ノ」

「ごめんなさいね、気になったもんで」


こいつ。


「まぁ俺は応援してますよ。あなたのー恋?」

「ぶはっ、…恋じゃねぇよ」



「はいはい、行きますよ」




あぁなんかこのパターン


俺毎回こいつに連れて帰らされるのかな。

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