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狐と私と先生

第2章 狐くん

「どうかした?」

「、、、。
お前の頭から、男の匂いが、した」

アァ~、
さっき先生に頭、なでてもらったん
だった。


普通だったら、
気づくはずのない臭いだけど、
彼の鼻は、とても良い。
どんな小さな臭いも逃さない。

まぁ、当たり前と言えば当たり前なんですよね。




だって、彼、、
狐だから。

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