
狐と私と先生
第9章 決着
ハッキリ言って、
三人が私の言うコト聞いてくれるなんて、
思ってませんでした。
ちょっとビックリした
けど、、
ここまで来たら、
勢いまかせちゃえ。
「まず、、先生」
「ヘッ、、僕ですか?」
自分は無関係だと思っていたのか、
先生は珍しく驚いている(いつもは、私の方が驚かされてるのに、、)。
「先生。妖怪にいくら生命力があるからって、頭に石をぶつけるなんて、酷すぎです」
「い、石!?」
兄は驚きの声をあげて、先生を思いっきり睨む。
私と兄の目線に、先生は困ったように苦笑している。
「次に、、銀」
このまま兄と一緒に先生を見てても、何もならないので、次に移る。
「傷ついた弟くんを人質にするなんて、どういう神経してんの」
「アレは、しょがねーだろ」
銀は顔をしかめて、頬をかく。
「アレは人として、
やっちゃいけない事よ。
私、、銀に、あんな悪人みたいな事やってほしくなかった」
私が言うと、銀はしかめっ面のまま、そっぽを向く。
「最後に、、兄!」
「俺もか、、」
今まで先生を睨んでいたイタチ兄は嫌そうに、私を見る。
三人が私の言うコト聞いてくれるなんて、
思ってませんでした。
ちょっとビックリした
けど、、
ここまで来たら、
勢いまかせちゃえ。
「まず、、先生」
「ヘッ、、僕ですか?」
自分は無関係だと思っていたのか、
先生は珍しく驚いている(いつもは、私の方が驚かされてるのに、、)。
「先生。妖怪にいくら生命力があるからって、頭に石をぶつけるなんて、酷すぎです」
「い、石!?」
兄は驚きの声をあげて、先生を思いっきり睨む。
私と兄の目線に、先生は困ったように苦笑している。
「次に、、銀」
このまま兄と一緒に先生を見てても、何もならないので、次に移る。
「傷ついた弟くんを人質にするなんて、どういう神経してんの」
「アレは、しょがねーだろ」
銀は顔をしかめて、頬をかく。
「アレは人として、
やっちゃいけない事よ。
私、、銀に、あんな悪人みたいな事やってほしくなかった」
私が言うと、銀はしかめっ面のまま、そっぽを向く。
「最後に、、兄!」
「俺もか、、」
今まで先生を睨んでいたイタチ兄は嫌そうに、私を見る。
