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狐と私と先生

第9章 決着

これから、、。




イタチ兄は、嫌そうな顔で、座っていて、

弟くんは、頭に大怪我して動けない。

もしも、動けたとしても、兄弟には、居場所がない。

だからと言って、銀が
この山に住む事を許可してくれる とは、
思えないし、、。


私が、お願いしたら
許してくれるかなぁ。

「、、、これから、
ココに住めば良いだろ」

「ハッ」

「エェッ」

「ヘッ」


銀の意外な言葉に、
私たち三人は、一緒に驚く。



銀のコトだから、
自分のお気に入りの山に誰かが住み着くなんて、『嫌だ』と、
子供のように駄々をこねると思ったのに、、。

「、、、。

住むって俺ら、か、、?」

「他に誰か いんのか?」

「いや、、だが」

兄は、口ごもる。

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