テキストサイズ

狐と私と先生

第9章 決着

「この山は広い、好きに住めば良いだろ。

ただし、お前らが切った木は、ちゃんと1から育て直してもらうぞ」

そう言って、銀は立ち上がる。






なんか、

立ち上がった銀は、いつもより大きく見えて、

その表情は、
とても大人っぽくて、




何年も、付き合ってるのに、 こんな銀、
初めて見た。








私は今更ながら、
銀の、新しい一面を発想した瞬間だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ