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狐と私と先生

第2章 狐くん

彼には、あの時の
男の子の面影が
確かにある。

でも、、なんで、どうやって、
いきなり成長するコトが出来るの?

出来るコトなら、私も成長してみたい!


じゃなくて、、、

「あなた、
いったい、、」

私の不思議そうな視線に、彼はニッコリ笑った。


「オレは、
少し前まで、『九尾』の名を持っていた

狐だ」

彼は当たり前のように、ごく自然に言った。

「まぁ、疑う前に
コレを見ろ」

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