ご主人様は突然に
第6章 家事手伝い、スタート
「やっ……やだっ……カオル……
それ……それされたら私―――ッ!」
ズチュッと奥深くまで指が挿入され
これでもかと蕾を吸い上げられ―――
「ぁ……だめ……だめっ……!
あっ……イッ………やあっっ!!!」
大きな快感の渦に呑み込まれていく。
身体をガクガクと震わせながら
ソファーカバーを強く握り締めて
渦が、波が早く過ぎるようにと
ただそれだけに集中する。
「……はぁ……はぁ………」
呼吸が荒い。身体が重く感じる。
イッてしまった……
こんな簡単にイカされるなんて……
恥ずかしくてカオルの顔が見れない。
「……イッたな。
時間は……あと30秒。ほら見てみ」
目の前に差し出された
タイマーは確かに残り30秒ほどで
なんとも悔やまれる結果となった。
あと30秒……
普通なら短く感じるけど
さっきまでの私からしてみれば
長く感じてしょうがない。
「惜しかったな。じゃ、罰な」
そう言ってカオルは
まだ挿入したままの指を動かし始め
再び蕾に吸いつく。
「えっ!?待って……なんっ……!?」
制止しても聞く耳持たずに
さっきよりも執拗に吸い上げられて
私はカオルの肩をバンバン叩く。
「無理無理無理ッ!!
まだ敏感でっ……だめっ………!」
涙目になりながら訴えてみても
カオルは蕾からくちびるを離さず
頭を横に振るだけ。
また……?
カオルは私をイカせようとしてる?
いや、無理だから!
一回は分かるけど
二回続けてイッたことないから!
……否定的な思考で
ごまかそうとしてるけど
身体は正直だ。
くちびるや舌に包まれて
蕾は悦んで震えて
膣内はカオルの指を離さないと
ギュウッと締めつける。
ん……なんか……
さっきとなにかが違う……?
「カオル……!なんかっ……
んっ……さっきと違ッ………!」
切羽詰まった声を上げると
やっとカオルがくちびるを離した。