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「うらやま」

第3章 ~あとがき~

と言うわけでちょっといつもと系統が違うお話しを書いてみました


小さい頃の記憶ってホントに無くしてしまっていて、アキちゃんの存在も大人になってからはすっかり忘れていました


転勤生活してたんですが、夏のお盆のとき久しぶりに実家に帰ったとき母親から「アンタは毎日アキちゃんと遊んでた」と聞かされ、「ああ、そういえば・・・」みたいな感覚ですこしづつ思い出してました


小学1年生のときの事件後、アキちゃん家族さんは遠くに引っ越してしまってましたし、それからボクも新しい友だちと遊ぶようになり、アキちゃんの記憶は段々と薄まってしまったんですね


あんなに毎日遊んでたのに


写真も何も無くて、今は顔もよく覚えていません

幼稚園の年長組と小学生1年生のわずか2年ぐらいの付き合いだったと思います



裏山のタンケンノ道順は今でもハッキリ覚えています


でもそれは小さい頃の記憶とかじゃなく、高校生になってから先輩がビデオカメラを持ってて映画を撮りたいからロケハンに行こうと、数年ぶりに裏山に入っていったので覚えています


特に最初の「崩れそうな崖」はミニ・グランドキャニオンみたいな土の渓谷で、高校生になってからでもちょっと怖い場所でした



あとラストのオチなんですが・・・・


思わせ振りに書いてますが、本当は夜間の警備のオジサンでした(笑)

ほんとにカーセックス真っ最中のとき、ドアガラスをコンコン!と叩かれて

「兄ちゃん、すまんけど場所変えてくれるか」

と注意されました(笑)



ところで、【選び唄】ってみなさん、どんな唄でした?

♪どちらにしようかな、天の神様の言う通り・・・、ってやつです



ボクの小さい頃は
「どちらにしようかな、天の神様の言う通り、もひとつおまけにスッポンポン、もひとつおまけにスッポンポン、柿の種」でした(笑)

カノジョさんに聞いてみると
「どちらにしようかな、天の神様の言う通り、太鼓を叩いてドンドンドン、もひとつおまけにドンドンドン!」だそうです(笑)
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