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籠の中の天使

第4章 烏丸と佐倉

男の人ってなんでこんなに最低で無責任で自分勝手なの?

私の気持ちもしらないくせに…


「なんだ、なにか文句でも?」

「別に…!」

「…強気だな」

「…っ!」


低くなった声に驚いて烏丸さんを見る


烏丸さんは不機嫌でそして


私を犯す時にする目をしていた


まさか、まさか…

「今日はいつもと場所が違って気分も変わるかもな」

「ゃっ!いや!こ、こんなとこで…誰か来るかもわからないのに!」


ここはいつもの空き教室と違って使われてる教室

まだ学園には生徒はいるし、もしかしたらこの教室に人が入ってくるかもしれない

入って来なくても廊下を通っただけで…


そんな私の心境にお構い無しに烏丸さんはどんどん私に近づいて来ていた

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