籠の中の天使
第4章 烏丸と佐倉
「やっ…やめて!やだ!」
暴れる私の腕をいとも容易く掴むと先生はシーツを私から剥がした
すぐにあらわになる私の裸体
烏丸さんにまで無理矢理されて佐倉先生にもされるなんて絶対に嫌だ…!
私が諦めずまた暴れ始めるとチッと舌打ちして不機嫌そうな顔で佐倉先生が言った
「あのさ、お前自分の立場分かってんの?昨日俺にナニされてどんな約束したかもう忘れたの?」
無機質な低い声にビクリと身体が震える
「あの動画、流されたくないんでしょ?だったら俺に大人しく従うしかないんじゃないの?」
グッと篭っていた力がスっと抜けていく
それに気づいて佐倉先生は打って変わって満足そうな顔で微笑んで良い子と囁くと躊躇なく私の胸に手を伸ばした。