ローズ学園
第1章 春太&快斗
「ねぇ。しよっ。」
快斗が急に体を離して僕の目を見て言う。
「へ?」
何を?
「俺、なんか今日、もう止まんないかも。」
ドサッ
チュッ
「え!?」
な。何この状況。
急に快斗にベットに押し倒されて、キスされた?
手は両方快斗の手によって頭上に押さえつけられてる。
え!?!?
なんか…嫌な予感。
「春太。俺のになって。」
快斗が僕を見つめていう。快斗の目は真剣そのものだ。
「え、どういうこと…?」
快斗が顔を真っ赤に染めながら真面目な顔で言う。
「セックスしよ。」
「えぇぇぇぇーー!!」
「ちょ、静かに。ほかの奴来ちゃうだろ。」
快斗が口をふさいで、すぐに離す。
「だ、だって僕達男じゃん。男と、男じゃん。」
「で?」
え…。
で?って?
「やれるよ。」
え、?
目が点になる。
え、やれるの?
え…?
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