
ローズ学園
第2章 春太&快斗②
快斗が僕をそっと押し倒す。
キスをする。深く甘いキス。まだ慣れなくて息が切れる。
でも、何だか気持ちよくて頭がすぐにくらくらする。快斗の顔がすぐ近くにあってドキドキする。
ビクンっ
快斗が急にぼくの胸の突起をつまむ。
体に電撃が走る。
何この感覚。初めて。
「感じる?」
快斗がいたずらっぽく聞く。僕がなにか答えようとして口を開けるとまたつままれる。
「んあっ。」
思わず変な声が出てしまった。
「感じてんじゃん。」
快斗がニヤッと笑う。
こんな声聞かれるなんてすっごい恥ずかしい。もうやばい。顔が熱くて火が出そう。
快斗の目を見れない。
僕が目をそらすと今度はまたキスをして、突起を刺激する。
なでたり、さすったり、つまんだり、弾いたり。
快斗が僕に与えるひとつひとつの刺激に体が反応しちゃう。
「んっ。あっだめ。うあっ。」
こんな上ずった声初めて出る。抑えてても出ちゃうよ。僕の体どうしちゃったの?
「ダメじゃないでしょ?春太感じやすいんだな。」
快斗が笑みを浮かべる。頭上にあるその笑顔に不覚にもカッコいいと思ってしまった。
「うあぁっ。んっ。あっあ。」
快斗が今度は吸い出した。もう一方は指で刺激される。
体がおかしくなりそう。
頭がクラクラする。体が熱い。
「んあっ。かい。ぼく、おかしい。んあっ。」
「おかしくないよ。かわいい。」
かわいいとかわけわかんない。これが感じるってことなのかな?体がビクビクする。
「ほら、ここ。もう立ってる。」
快斗が僕のものに触れる。
それだけで体に刺激が走る。
「見せて。」
快斗が僕のズボンを容赦なく脱がせ、パンツのみになる。
パンツの上からでも明らかに僕のモノが立ってるのがわかる。
「恥ずかしい。もう、ムリ。」
僕は逃げようと起き上がるけどすぐ戻される。逃がしてくれない。
優しいキスをされる。
「俺、春太の全部見たい。
春太の初めて全部ちょうだい。」
快斗が僕の目を見つめて言う。
快斗なら、かいなら。
「うん…。」
僕は快斗の言葉ににうなずいてしまっていた。
