
ローズ学園
第2章 春太&快斗②
気持ちよくなれる…。
快斗の言葉が僕の中でぐるぐる回る。
僕なんか今日おかしい。僕の中でなんか募っていく感じ。
心のどこかで求めてる。もっと気持ちよくなりたいって。
かいに触られたいって。
恥ずかしいっていう気持ちの混ざってもうどっちが僕の本心なのか分かんない。
「ほんとに気持ちよくなれるの?」
かいの目を見て聞く。
かいが優しく笑う。
「なれるよ。俺が気持ちよくしてあげる。」
僕はかいの言葉にうなずく。
もっと気持ちよくなりたい。かいに触られたい。
かいを感じたい。
