君がいるから
第6章 一緒に暮らそう
「…なんだ、雅紀か。二宮と一緒?」
『櫻井さん!すいません!』
…二宮に代わったし。何だよ一体
『俺が、つい櫻井さんの車があるって言ったら…相葉さん、掛けろってうるさくて』
「え…?って事は近くにいるの?」
通り掛かったのかな?なんて軽く考えたら
『近いも何も…櫻井さんが車停めてるマンション、相葉さんち…』
「はぁぁぁ?!マジで?」
「何、どしたの翔ちゃん?」
変な声を出してしまった俺を
訝しげに智が見ている。
ちょっと待って、とスマホを離して
「ここ、雅紀住んでるって知ってた?」
小さい声で智に問いかけた。
「へ?マジで?」
智も知らなかったのか。
何だこの偶然…
智がやけにここが気になってたのは
虫の知らせか?
「二宮、雅紀んち何階?」
『6階です』
…良かった。階は違う。
「と…とりあえず、また後で電話するよ。今、取り込んでるから」
そう言って、半ば無理矢理
通話を終了させた。
「智…どうする?」
「え…楽しそうじゃん!もうさ、ここにしようよ!」
智が目をキラキラさせる。
本当にいいのか…?
相手は雅紀だぞ…?
でも
こんなにワクワクしてる智に
他を探そう!
とは、言いにくい…。
『櫻井さん!すいません!』
…二宮に代わったし。何だよ一体
『俺が、つい櫻井さんの車があるって言ったら…相葉さん、掛けろってうるさくて』
「え…?って事は近くにいるの?」
通り掛かったのかな?なんて軽く考えたら
『近いも何も…櫻井さんが車停めてるマンション、相葉さんち…』
「はぁぁぁ?!マジで?」
「何、どしたの翔ちゃん?」
変な声を出してしまった俺を
訝しげに智が見ている。
ちょっと待って、とスマホを離して
「ここ、雅紀住んでるって知ってた?」
小さい声で智に問いかけた。
「へ?マジで?」
智も知らなかったのか。
何だこの偶然…
智がやけにここが気になってたのは
虫の知らせか?
「二宮、雅紀んち何階?」
『6階です』
…良かった。階は違う。
「と…とりあえず、また後で電話するよ。今、取り込んでるから」
そう言って、半ば無理矢理
通話を終了させた。
「智…どうする?」
「え…楽しそうじゃん!もうさ、ここにしようよ!」
智が目をキラキラさせる。
本当にいいのか…?
相手は雅紀だぞ…?
でも
こんなにワクワクしてる智に
他を探そう!
とは、言いにくい…。